東南アラスカ その5 <シトカ>

天気も良く、シトカ富士も青空にくっきりと、とてもきれいでした。なんと町で桜の木を発見!なんだか懐かしい気分になりました。昔から日本人が漂流して、この町にたどり着いた記録があるとか。

ダウンタウンから歩いて20分ほどのところに、シトカ国立歴史公園があります。中には簡単なトレイルがあり、トーテムポールもあります。またこの敷地内は、昔トリンギット族とロシア軍との戦いの場所でもあります。今ではトリンギットにとって神聖な地となっています。

歴史公園からさらに歩いて数分で、アラスカ猛きん類センターに着きました。ここは傷付いたワシなどを保護する場所で、怪我の原因の約8割が、車との衝突や電線に引っかかるなど、そのほとんどに人間が関与しているそうです。右の写真は白頭鷲で、アメリカの国鳥です。なんだか、かっこいいですね。この鳥も車と事故に合い、ほとんど飛べないそうです。

ダウンタウンからは少し離れていますが、ハリバット・ポイント・パークに星野道夫さんのトーテムポールがあります。日本人だけでなく、アラスカのネイティブの人たちも彼の死を惜しんで、この作品が作られました。上からグレーシャー・ベア、鯨、カリブー、ワタリガラス、カメラを持った星野さんとなっています。通常トリンギット族はトーテムポールにカリブーは用いませんが、星野さんがカリブーの移動を追いかけていたことから、このモチーフとなったようです。

TS

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