秋のオーロラと冬のオーロラ
こんにちは。AlaskaガイドのTacoです。
今日は秋と冬のオーロラです。
最近とくに、アラスカにオーロラを見に来る方で、しっかりしたカメラを持ってくる方が増えているように思います。
日本では見られない現象を、記念に残したいという人は多いでしょうね。
秋のオーロラはまだ湖が凍らないため、湖面に写るという面白さがあります。
冬は水面が凍りついているため、水の反射はありませんが、マイナス40度にもなると、空気中の水分という水分が凍りついて下に落ちてしまうためか、空気が澄んでいるように感じます。冬のオーロラは、そのため秋のオーロラよりもきれいに感じることがありますね。
(写真は色が違うオーロラが出ていますが、季節による色の違いはありません!)
しかし、オーロラ観測の醍醐味は季節に関係なく、「オーロラの動き」にあります。これは写真ではなかなか伝えられないのが残念です。
説明を聞きながら感動しているお客さんの表情を見ると、この人はアラスカのみならず、自然を正しく見ることができる人なんだな、といつも思ってしまいます。
それにしても、動きのあるオーロラは、1秒ごとにその姿を変え、夜空をロマンチックなものに変えてくれます。ぼくたち現地ガイドがオーロラ観測を辞められない理由はここにあります!