春先のデナリ国立公園
こんにちは。AlaskaガイドのTacoです。
今日は、3月のデナリ国立公園です。
この国立公園は、夏のアラスカ観光では、外す人がいないほど人気のスポットなのです。
僕はいままで、初春のデナリには訪れたことがなかったので、フェアバンクスからアンカレッジに移動の道すがら、立ち寄ってみることにしました。
冬でも入れるのかって?
3月になれば自家用車でも20kmくらいまで入っていけますよ。(毎年、行ける距離と時期は変わるのでご注意!)1月2月の厳冬期でも、スキーやスノーシューなら自由に入れます。犬ぞりも申請をすれば入れるようです。
今回はたまたまフェアバンクスからアンカレッジへの仕事の帰りに十分に立ち寄る時間があったので、夏に歩いた経験のあるトレイルを3時間ほど散策してみました。
オオカミでもひょっこり出てこないかと期待しながらのんびり待ちましたが、冬は一日60kmも移動するオオカミ、そう甘くはありませんでした。
日本の立山にもいるカラフトライチョウ。アラスカの寒さであっても南へ渡らず高山帯に留まります。見ての通り、真っ白なので、冬見つけるのはなかなか難しい…。
スプルース(アラスカ唐檜)の松ぼっくり。山火事があって初めて芽吹くと言いますから、極寒のアラスカの冬でも関係ないんでしょうね。灼熱のそのときを待ち続けているわけです。
まだまだアラスカは寒いですが、日差しは春を思わせるほど明るくなってきました!長らく暗かったアラスカでは、春の訪れはほんとうに待ち遠しくなります。