今、フェアバンクスの街中のチョークチェリーの白いお花が満開で、蜂蜜のような甘~い香りが風に乗ってやってきます

香りをお届け出来ないのが残念!


先週、フェアバンクスのダウンタウンに咲いていたチョークチェリー

フェアバンクス事務所の裏庭のチョークチェリー
毎年5月下旬頃にフェアバンクスやアンカレジで咲き、夏になると赤黒っぽい実がなります。食べたことはありませんが、渋くて食べるとむせるので、Choke(むせるという意味)cherryと言うんだそうです。この実は、人間やペットが食べてしまっても特に害はないそうです。ただし、反芻(はんすう)動物(一度飲み込んだ食べ物を再び口の中に戻して、再咀嚼する動物)の牛や羊、山羊にとっては危険なんだそうです。アラスカにたくさん生息しているムース(ヘラジカ)も反芻動物なので、2011年に3頭のムースがこの実を食べて死んだという報告があったそうです(Fish & Gameの記事より)。
鳥は食べられるようです。昨年の12/29に事務所の裏庭の木にキレンジャク Bohemian Waxwing が群れでこの実を食べに来ていました。

実を食べようとするキレンジャク
AK