アラスカのソーシャル・ディスタンス ２

北極海へ続くドルトン・ハイウェイは、全長664 km (425 miles)あるのに、お店やガソリンスタンドがあるのは３カ所だけ。Yukon River Camp、Coldfoot Campと終点のデッドホースです。どこも宿泊施設がありますが、観光客向けというよりは、パイプラインや油田関係で働く人達の宿泊所としてあります。コロナの影響で、施設（お店）に入るにもマスク着用が義務付けられています

Yukon River Campで休憩した時に、また不思議な例えのソーシャルディスタンのサインを見つけました。以前、6/15のブログでアラスカ人用のソーシャルディスタンスの例えをご紹介しました。6 feet (1.8m)とは、レッドサーモンだったら約３匹分、除雪車の雪をかくすきの幅１つ分、又は長靴なら７足分です

今回、Yukon River Campで見つけた6 feet (1.8m)の例えはこちら！

「カリブー（トナカイ）１頭分、離れましょう～」と書いてあります

これは何が書いてあるかと言うと、「これはクズリ（イタチ科の獰猛な動物）。クズリは単独で行動している。彼らの縄張りの幅は、64 km(40 miles)から480 km(300 miles)ある。クズリの様にソーシャルディスタンスをとろう。」

こちらは、「これはノーザン・パイク（カワカマス属の淡水魚。成魚は1mを越える）。ノーザン・パイクは単独で行動している。彼らは自分の縄張り内にいることを好む。彼らは水深 0 mから30 m(100 feet)に生息している。ノーザン・パイクの様にソーシャルディスタンスをとろう。」

すごい例えだな～と思いませんか？これでアラスカ人がピン！と来るなら、私はまだまだアラスカ人にはなれません...

AK