2020年 07月 23日
アラスカのウナギ Lamprey
昨日7月21日は、土用の丑の日でしたね。ウナギを召し上がられた方も多いのではないかと思います

アラスカの普通のスーパーではウナギは売っていません。アジアの食料品店などに行くと、高~い値段でウナギの蒲焼が売られていることがあります。
アラスカの川や近海には、2種類のLamprey(ヤツメウナギ)が生息しています。ヤツメウナギと言っても、ウナギではないのですが、アラスカの先住民はウナギに似ているので eel (ウナギ)と呼んでいます。ウナギとの違いの1つは口で、ヤツメウナギはあごがなく、口を開けると吸盤状になっていて小さい鋭い歯がたくさんついています。ヤツメウナギは、他の魚の体にその口で吸いつき、魚の血や体液を吸うんだそうです

もし、興味がありましたら「ヤツメウナギの口」で検索して画像を見てみて下さい。ものすごくグロテスクな写真がいっぱい出てきます...
見る方は気を付けて!!!今晩、夢に出てきそうな危険度です。この世の生き物とは思えません...


アラスカの先住民は、このヤツメウナギを食べ、ソリを引く犬達のエサにもします。その先住民によるユーコン川でのウナギ漁の動画が下記です!最初は見ていられますが、ヤツメウナギの数が増えてくるとやっぱりちょっとグロテスクかな...

Eel Fishing on the Yukon River with yukonjeff
このヤツメウナギ、フェアバンクスのダウンタウンを流れるチナ川にもいるんだそうですよ。
これだけですと、グロテスクな気持ちで終わってしまうので、可愛らしい子熊の写真でお別れです!

しばらく車の中から見ていましたが、母親は現れず...。あの後、ちゃんと母親に会えたのかしら。
AK
by AandPTOURS
| 2020-07-23 10:39
| 動物